歯の顔を見て、顔が悪い。この心意気は如何に?

ナビゲーターの丸幸 礼子です。

院長は患者の口を見て「(歯の形・向き・位置などを総合して)顔が悪いよな…」と呟く時があります。

アシストしている私としては、いつも冷や冷やです。

なんでって?!

♢他人にいきなり、顔が悪いっと言われたらどう思います?

①事実だから受け入れる。

②なんて失礼は、お人だ

③ユーモアに富みセンス溢れるお人だ(①②③どれが、正しいでしょうか?)

♢私は、失礼がないか、その言葉を院長が発する度に、正直冷や汗ものです。

今回は、そんなお話を1つ

私は院長の書いているブログは、正直専門過ぎて長いし、読む気にはなれません。

おまけに後、恥しい話、私には意味が取れない事が多いです。

さて、歯を見て時折「顔が悪い」と呟く院長に対し、昨年忘年会の事です。

技工士業界でも、歯の形態・形状がおかしい時は、端的に「顔が悪い」という表現を用いる場合があるそうです。この事実を技工士さんに教えてもらいます。いわゆる業界用語という事になるのでしょうか?

知っていたのですか?と院長に尋ねたら「いやぁ…只、端的に表す言葉ってなんだろう…と考えていたら自然と出た表現なんだ。」と返答されます。

”へぇ~”と、妙に感心します。

感動とまでは行かないけれど、うまい言葉を思いつくものだと逆に呆れます。

言葉とは、本当に難しいものですね。

さて顔が悪いから、お顔を治しましょう。と方向性を決めて治した模型を紹介します。

左術前、右術後。どこか微妙に違いませんか。向かって右側。奥から3番目の歯になります。

術前 何か膨らんでいませんか?噛めない・顎痛い。いくら先生に訴えても問題がないと一点張り…因みに黒い線は、院長が計測時に指標として書いた線です。

 

術後 感覚を起点に歯牙の位置関係と顔の改造を試みます。歯肉に移行的にして…ま、色々。(先生に聞いても、いつもの千手観音!と逃げられます)で、仮歯にして。仮歯後、その再現性を技工士に委託。技工士の仕事開始です。表現として不足している顔のテーマは、更に技工士が補足を行います。プロとしての仕事を求める訳で…。院長は技工士と必ず打ち合わせします。あ、顎の痛み無くなります。食事できます。(歯の)顔が顎関節症を治します。顔が良いといい事あるのかしら?

顔が悪いと悪意を持った表現は、本当に人を蔑視する行為や言動で勿論の事、許されませんし、認めてはいけません。そこで、深呼吸をして一緒に考えて欲しいのです。

歯はその顔が悪い時、身体にもしかしたら嬉しくない影響を及ぼすのかもしれません。

臨床は確実に、流れ作業で行うものではない。そんな事を”ふと”そして”改めて”思った出来事を紹介してみました。

でも、考えて欲しいの。

◇顔が悪い歯を入れる方が、実際は失礼じゃないの!顔が悪いなら、その仕事が問題でしょ?顔が悪い物を端から入れないようすればいいだけなのに。どうして?って悩んじゃう。でしょ!

◇でもね、顔を作る上で患者さんが知らない中、設計図を作り(技工指示書というレベルじゃない。A4の紙一杯に、2枚から4枚の量、一人ずつの患者に対し院長は指示を書いている。情報を技工士に送って打ち合わせに入ります。)直接技工士と打ち合わせを、毎回しているのがうちの先生。結構、労力がいる。それでやっと、顔が仕上がる。それは、現場で見ていて良く分かる。

◇その大変さを知る側からすると、安直に顔が悪いのを入れるのはおかしいな~んて、いえない。この事も、実は読まれた皆さんに知って欲しい。

◇患者に合う歯の形を知っているのは、現場かそれとも、技工士か。そこが、大事。それを、伝えたい。

◇もう一つ、患者に合う歯の形の再現ができる技術があるか。それは現場の専門性の話になるのだと思う。たかが歯の顔をと言っても、実は”専門性が全て”そんな気が私はします。

◇かみ合わせが大事と言っている先生はこの頃多く目にする気もするけど、なんで、歯の顔も大事という先生にはお目にかかれないのだろう。それが不思議。顔が大事という表現を使う事を、歯科の先生は躊躇われる理由があるのでしょうか?私は分かりません。

◇健康的な顔だと健康な方が多い気がする。不健康な顔だと不健康な方が多い気がする。それと、同じ。歯の顔が悪ければ、口のコンデションも悪くなりやすいのじゃないの?私は、そんな事を感じています。どうなのでしょう?

◇仮に口と身体が関連していたら、歯の顔が悪ければ調子悪くなるのかもしれない。歯と身体は関係ないという説が正しければ、歯の顔が悪くても関係ない。どちらなのでしょうね?

で、思った主張を書いていると思われても構わないし。それもありかと同意を頂いても構わないというのが私の立場。議論を吹っ掛けたい訳ではないです。現場で感じた事を書いているだけですので。でも、顔は良いに越したことはない。そんな所です。

御自身の中での疑問が、歯科医療の受診に素敵な方向へ案内するヒントになれば嬉しいなって思います。

誰かが変われば、きっと何かが変わる。小さな何かでもそれが、大きくなれば、目に見えて変わる。それを私は信じたい。良く分からないけれど、そんな事を呟きたくなりました。

誰が悪い,どこが悪い、というお話は正直、癖々しております。今、何をすべきか。考えられる安全は何か。そんな話の方が私は受け入れやすい。顔に院長が拘るようになるのも、きっと、彼なりの根拠があるのでしょう。いつか聞き出して紹介したく思います。煽る表現は、正直うんざりです。

こんなところで㋗(丸く)収めたく思います。

よろしければ、時々覗いてください。アクセスが増えているのが分かると励みになります。

   丸幸 礼子

 

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