歯が身体の性能を変えてきた一つの症例の、一風景の紹介。

ナビゲーターの丸幸 礼子です

顎関節症や線維筋痛症において、歯科治療を積極的に行うべきか、あるいは、何もしないか。そんな命題に対し、業界内で種々な意見がある事は、私も長年業界に属すお陰か見聞することがあります。

私は衛生士ですので、診断権はありません。

ですので、こればかりは自分の働く医療機関や受け入れ体制に従って考えないといけないのかなって捉えるようにしています。只、その仕事場が、私にとって受け入れられない場合、生きていく為の糧と・医療人の良心とのギャップで、きっと、苦しむのだろうと心得てもいます。一番良いのは、疫学であっても科学的に分かる事が積み上げられる事なのでしょうが…今のところは、難しいみたいです。これが、私の分かっている事。

抽象的表現で分かりにくくて御免なさい。ただ、私からいえる事は、以下の通りです。

『患者自らが、治ろうとファイティングポーズを取って頂ける限り、私もそして、ここの目指す医療理念も保てる。そして、医療であろうと出来る。』そんな事を、感じます。

医療体制には、まだまだ、発展できる課題はあれ”医療に正直に取り組もうという姿勢は信頼に値する”と私自身は言えると思っています。

 

腕が上がらない。入れ歯を入れる前の動作の一部。

ここまで上がる。入れ歯を入れた際の変化。

40肩で仕事に支障が来ます、何せ手が上がらないわけですので。(いずれ動画にして紹介するかもです)

歯も仮歯で(前医)うまく噛めません。実際は、腕は一切上に上がりませんでした。歯の治療と共に、結構、上がるようになるのですが、仕事でバリバリには、まだ道半ばと言った所でしょうか?事実、治療の歴史は色々ありました。

入れ歯を入れると、腕が上がる様になります。こんな具合に機能を回復できる入れ歯だと嬉しい。

まだ歯の治療は残っています。

よろしければ、時々覗いてください。アクセスが増えているのが分かると励みになります。

   丸幸 礼子

*表題の写真は大國魂神社の枝垂桜です。

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