顎が痛いだけで、臨床は進む訳ではない。色々痛みを伴う場合は、どうするの?という話

ナビゲーターの丸幸 礼子です。

歯が痛い、前歯が痛い、頭痛がする・・・

顎も痛い・・・と言う感じの主体で来院された患者です。

戦争が終わって、私達の国が敗れて、その5年後にはこんな論文がイタリアから出されたそうです。

内容の概略はこんな感じ。

『同側の臼歯に問題が生じた際、同側の前歯部に問題が生じる場合がある。』

『あるいは、同側の前歯部に問題が生じた場合がある。』

この方、右上前歯痛い。

右上側頭筋腱pain

私達の学ぶ歯の神経の治療の基本では、時に抜髄を選択する場合もあります。(歯の神経を抜く事)この歯を抜髄するか(患者はそれくらいキツイ痛みだったっそうです。)、現場は悩みます。本当にこの判断(この場合は診断)が適切なのか。或いは、可逆的変化を作れるなら、何とかなるのではないか。このような事を、現場では悩むわけです。

結論を言えば、痛みの緊張回避あるいは物理的・環境条件から、歯科医は抜髄を選択し、治療行為を始めます。

但し、ここからが展開が少し違うのがもしかしたらうちの院長の性格。

難しい事は述べませんが、利他主義者とでも表現すれば良いのでしょうか。

こんな話を彼にします。

この状況は必ず前歯へ負担を渡します。今は良くても必ず問題を提供します。

それを良しとして、その場しのぎで終わらせるか?

それは良くないとして、先に見た治療をするか?

決めてください。とそんな話を患者にします。

そういえば、良く噛み合わせを治すと…○○と沢山良い言葉を述べているH.Pの文章などを散見します。

うちの先生は、あまりそういう表現は好みじゃないらしい。

そんな表現を用いるなら、40肩だって、ギックリ腰などOKにされななきゃ、おかしくありませんか。

噛み合わせが…と言っている先生達、大丈夫ですよね?

うちは・・・大変苦労しています。

苦労を知っているから、安易に表現するのは、彼は嫌になったのだろうか。

自尊心が高い先生なら、逆に自信を持って治すと言われるのでしょうか。

難しいところです。

話を元に戻します。

これは、治すに越した事はないと言う事で矯正を選択されます。

そんな10年前の思い出です。

模型を処分するのにあたって、昔話を入れてます。

昔より、当院の実力は上がったようにも思えますが、

主観の評価なので、ご判断はお任せします。

この方は、時々通院されています。

でも、管理がしっかりされているのか?

はたまた私達のメンテナンスの予防が良いせいか?

そういえば、この後治療は一切行ずに済んでいます。

予防が大事と言う表現も散見します。

当院もそれなりに力を入れています。

唯、大事な事は

その治療の結果と継続性にあるのだろうと、経験から覚えます。

そんな事もあり、予防を続けると…と散見するような派手な事を紹介する事、

うちの先生は嫌うのだろうなって理解するようになります。

患者との共同作業、少しのお手伝いしか私達は出来ません。

だからこそ、大袈裟な事は紹介したいとも、格好良い事など出来る訳がありません。淡々と粛々と、私達の役割を熟す。それ以外ありません。

今日の予防の方が上手く行ったからと言って、明日の予防の方が上手く運ぶとは限りません。

難しい話をしました。

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丸幸 礼子

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