医院の考えや取り組み方などを掲載
PHILOSOPHY
患者様の治療にあたり、医院の考えや取り組み方、スタンスなどを掲載しています。歯の痛み、歯並びなど歯のお悩みがあり、歯科医院を検討している方にもお役立て頂けます。幅広い治療に対応し、患者様のお悩みやご要望に寄り添った診療を目指しております。患者様との相談の時間をしっかりと設け、治療についてご理解とご納得を頂いた上で治療を進めさせていただきます。
医院の考え
当院では、基礎に忠実に治療を行うことを大事にしております。
ただし、保険診療と自費診療 (保険外診療) については、それぞれ異なった治療スタイルをとっています。
ご理解頂きたいことは、保険診療と自費診療では要求される対応が異なる点があるという事です。
治療において、常に治療契約・治療同盟を結ぶことが求められます。保険診療は、受診された瞬間からその関係が結ばれます。対し自費診療は、まず治療契約・同盟を治療に入る前に結ぶ必要があり、これが保険診療と自費診療の差として先に存在します。
ただ、どちらの方法を選択されても、当院では治療の選択権は患者にあるものと考えておりますので、治療費の請求に関しては、お支払いに保険という方法を使われたのか、または保険外の方法を使われたのか、という解釈に基づき行っています。
治療スタイルの違いに違和感を覚えられることもあるかもしれません。
しかしながら、治療行為 (保険診療と保険外診療) をする契約関係の現行の解釈に基づき、私どもも選択せざるを得ないことですので、心苦しいですが何卒ご理解ください。
・問題の把握、そして共有。
・しっかりとした説明を行い、納得のうえ同意して頂くこと。 (インフォームド・コンセントの確立)
・信頼関係を結ぶこと。 (ラポールの確立)
・治療の必要性を正しく理解して頂くこと。 (ムンテラの確立)
当院では上記の点を常に大事にし、如何に安全に確実にそして効果的に治療を終えるか、この点を守る事に努めます。これを当たり前の事として、当たり前が続くように心掛けていきたい、今日も明日もそして今後も続けてまいります。
医院の治療スタンス
2:しっかりとした人間関係が構築されてからスタートをする事を好みます。
- 保険治療 (噛み合わせ治療・一般治療と言われるものは含まれません) を主体に考えられている場合、「医院に来院された時点で治療は始められる」という制度上のルールがありますので、状況の把握・主訴が明確になり次第、治療は始められます。
- 一方、保険外治療 (噛み合わせ・インプラント・矯正・保険外病名等) の場合「何にお困りか」「どうされたいか」などの、あなたのご要望を明確にさせて頂く事が大切です。そして、当院の考え方や技量をご紹介しながら、その後、治療をスタートいたします。
※1回で噛み合わせ治療等の全てをご理解頂く事は非常に難しい場合があり、状況把握のための検査が必要になる場合もございます。そのため1~2回は確定診断と治療指針作成に必要な場合があることをご承知おきください。症状がすぐれない場合、より慎重に検査等からの把握を進めないといけない場合があります (検査に3~4回かける場合もあります) 。
7:「確実と的確」「医院と患者関係」
良好な人間関係から始まると考えております。
その努力は惜しむつもりは毛頭無いのですが、「医療はサービス業である」「どこに行っても同じもの」「早く終わるのが歯科治療」という意識の方には、残念ながら当院はご期待に添えない場合がございます。医療サービスという言葉は大事にしていますが、当院では丁寧で確実な治療を方針としており、じっくりと時間をかけて取り組んでいることをご理解ください。
- 保険治療では、保険で決められている請求ルールを。
- 当然、治療・診断は、保険条項に基づき行います。
- 保険希望でも、1960年代の診断基準では難しいと判断した場合に限り (保険制度が立ちあがった診断基準での治療法ではご要望から外れるとライセンス者の責任で把握できる際) 、御判断を、来院された時点で訊ねる場合があります (医療事故を防ぐためです) 。その時の、ご自身の物理的環境や背景などを申し出て頂ければ、その範囲で収まる努力は惜しみません。一生懸命、方策を考えたく思います。
- 当院の特色の治療を必要とお考えの場合、技術的に保険診療が出来ない項目もございます。その旨、ご承知ください。
医院として治療の質を維持するため、以下の約束事を決め事としています。
1:完全予約制
当院は完全予約制でのご案内となります。
2:時間帯によっては予約をお断りする場合がございます。
安全で確実な治療をご提供するため、時間によっては対応いたしかねる場合がございます。基礎を忠実に行う事を治療ポリシーとしておりますので、早く治療を切り上げる事は方針として認めておりません。
3:医院の物理学的許容量をオーバーしてまでは、患者を引き受けないようにしています。理由は下記の通りです。
・滅菌、消毒の徹底のため
・材料、技工物の管理のため
・備品管理のため
・カルテ整理、資料づくりのため
・ほか
その他にも理由は多々ございますが、基本に忠実に基礎を大事にしながら、安全に、そして確実に医療を進める為に医院が決めたルールです。
上記は、当院が基本に忠実に基礎を大事にしながら、安全に、そして確実に治療を行うために定めたルールです。余談ではありますが、例えば医院のグローブは、患者ごとに必要なだけ使えばよいとしています。自身の安全と患者に対する清潔度の維持を考えた上での決まり事です。一日でバケツ一杯になってしまい、結果グローブだけで週2回専門の業者が回収に来てくれています。果たしてそこまでする必要があるのかと思う時もありますが、安全性、確実性にこだわりたい当院の選択です。この「こだわり」が、当院が大事にしているものです。