ナビゲーターの丸幸 礼子です。
院長と話す内に、何度も繰り返される言葉がある事に気が付きます。
何故だろう?と考え続けていたのですが、1人の患者を見て、私なりに納得した事があったので紹介します。
本当にそんな事があるのか疑われる方が適切です。
何か質問すると「チャクラが…」とどっかで聞きかじった言葉で誤魔化すか、「千住観音」と逃げられます。
唯、目の前で「なんで、臭いを感じないんだろう?と1週間考えてたら背中が痛くなってきたの。」
色々な匂いを感じる努力をしてきたのに、今一だった。と患者も言う。
院長は感覚野だよなって言いながら、〇〇を始める。(〇〇はどうぞクリニックでご相談下さい。)
*○○は、学会に出すまで表に出してはダメと釘を刺されます。いつですか?と問いかければ、これを出す上でも道のりは遠いよね。一個一個、検証作業を紹介しないといけないから、歯科医人生が終わるまでには、間に合わないかもしれないよね、と寂しそうに返されました。学会は1テーマだから、いきなりここまで表に出せない。そんな意味と私は捉えました。どうなのでしょうか?
私が見て面白いと言うか、不思議と感じた事は1つ。
臭い感覚を取り戻すと、背中の痛みが消える。
背中の痛みが消えていくと臭い感覚が取り戻って行く。
不思議そうな顔をしていたら、院長の一言。
「いろいろ苦労してきたもんね。でも精度と確立は上がった補綴の方が患者の為には良いよね。」
そうなんだ。身体と歯は関連していると言う捉え方で見る時、患者の身体に問いかければ良いのだろう。
もし、シリコンバイトでも、そんな差が出るんだ~。と問いかけられたら、今の私は「そう言わざるを得ない。」と返すしか術はない。
例えば一般的にパラフィンで噛み合わせを取るのが通例。
経費的に考えれば、クリニックサイドはどうしてもパラフィンを選択せざるを得ない。
その中でもシリコンを選択する先生は良心的と言えるだろう。私はそう思います。
でも、院長は「違う視点での捉え方」をしていると言えば良いのかもしれません。
臨床は難しいと心から思います。本当に難しい。この難しさを、一体どれくらいの人がご存じなのか。そして、そこまで追求する必要があるのか…こんな言葉の繰り返しが、時々脳裏を駆け巡ります。ま、独り言と承知ください。
今回はここまで❕❕
そして何故、噛み合わせの幅が変わるのか?
その秘密は…私の知った(理解した内容は)事は次回、改めて別の症例から紹介したく思います。
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丸幸 礼子
表題の写真。府中のマンホール蓋がちはやふるになっていました!