ナビゲーターの丸幸 礼子です。
前回の続きです。
ー常務日誌(ゾーイさんの担当曜日の一部分抜粋)ー
悲しむお爺さんに、ウサギは狸を懲らしめる事を考えます。
まず、狸と焚火に使う薪を取りに行こう。ウサギは狸に声を掛けます。
①有名なカチカチ山の名場面です。
②ウサギは狸の背中に大やけどを喰らわせ、良く効く薬だからと狸の背中に練がらしを塗る
③ホウホウの思いでなんとか治った狸に対し、今度はウサギは狸に、一緒に釣りに行こうと誘います。
狸→泥舟
うさぎ→木の舟(それぞれ、乗る船です)
沖で狸は溺れます。そして、お婆さんの仇をウサギが取ります。
ゾーイ考えた?って言うか思い出した。
上手く行かない時は、人は角度を変えて展開を変えようと試みる場合がある。
上手く進めるにはこれしかない!と歯科医が言ったとするなら→患者はどのように考えるのだろう?
でも狸さんは、かちかち山だから、火事で背中に火傷を負う。(原文通り)
ゾーイ、もし別の視点(きっと、別の治療法の事を指しているのだと思う)をこの先生が持っていたら話は変わったかも⁈と思ったゾーイ。
②練がらしを塗られるって狸さんが事前に知っていれば、山に行く事を拒めたかもしれない。
これって、シミュレーションが出来れば、変わったのかな?。。。
③そう考えると、舟も溺れない所でシミュレーションが出来れば変わったかもしれない。
”人を呪えば、穴2つ”なんて言葉がある。
ゾーイ、ちょっと賢さを満喫しているゾーイ。
そーだ、シミュレーションが出来れば、共有を持つ作業自体、もっと速やかに図られるかもしれない。
ゾーイ、もっと賢くなった。
思い、そして、出すて(?思い出してみるとだと思う。原文のまま)みると…。
院長は、公の通識上、口の中にはまだ知られていない(事になっている)生体反応があると考える方が、不自然ではないと言っていた。何をこの頭のテカリは発信したいのだろう。意味が分からないゾーイは、頭のテカリを見て考えようと試みた。しかし、髪の毛が生えてしまって、テカリ具合が分からない。オーラが見えないせいだ。仕方ないから、音を頭に仕舞う事にした。いつか意味が解るはずだゾーイ。(あ、思い出して、音を頭から出したんだ。思い出して、そして音を出す。だから、思い、そして、出すになったんだ。私、絶対ベタな解説しているよな…。しかし、ゾーイさんの感性って、意外と凄いのかも!意味が分からなくても、意味を取れなくても平気なんだ。だって、音を、まずは覚えているのだから…。私には出来ない。)
この事実を、だから院長は一生懸命学会に報告しているのか。院長、毛が生えたけれど、凄いゾーイ!
「俺(様)だけが、知っている」で満足する訳でもなく、共有して即刻(早速だと思うよ、ゾーイーさん…)研究機関に扱って欲しいと取り締まっているのだ!(願っているのだ!と思うよ、ゾーイさん)ゾーイ。ゾーイ。驚きゾーイ!
院長、すご~い!!
ゾーイ、思う。
社長はすごーいけど、会長の下。院長はすごーいけど、首長の下。
あれっ?院長と首長って繋がらない。(長、つながりだと思うよ、ゾーイさん…)
まっ、ゾーイだし、良いか((笑))
狸さんは置いといて。
まっ、その場しのぎと思われるような時間軸で、展開を変えようとするとなれば、中々上手く運ばないだろう。
そういう人はお里が知れていると、おばあちゃんが言っていた。
もしシミュレーションがある程度でも出来れば、治療に無理が生じない可能性が高い。
シミュレーションする。→生体反応を起こす
→何をすべきか方向性が定まる。(その確率が高い)
→指針に合理性が見出されれば、方針も立ちやすいだろう
→方針が立てば、治療計画が自ずと立つ。
こんな所になるのかな。ゾーイ、院長を観察して気が付いた。思いそして頭から出す作業をすると、こういう意味になるのだと理解した。ゾーイ、やっと、何かを感じられた。う~む。長かった。
情報の共有、情報に対する共感。
そして必要性を把握した上で、患者からの治療依頼。
これら一連をしっかり行える関係構築を院長は追求している? のかな…
ゾーイ、奥を少し見た気もする…でも、ゾーイな分、まだ不足点があるかもしれない。もっと、勉強したら、分かるかもしれない。でも、今日は疲れたから、考えない。
以上、業務日誌から
今回は、ここまでにします。今回も読んでいただき、ありがとうございます。
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丸幸 礼子
おまけ
院長が突然、「白い巨塔』をお前、見た事あるか?この文章の確認を頂いた時、思いがけず声を掛けられます。えっ?と、言葉に窮していると、あれも、あれだ。正に、共有をしたか。治療同盟を結んだか。ここに、ドラマがあったんだよな。???の丸幸でした。私の頭は、田宮二郎、唐沢寿明、岡田准一、どのドラマっと、思っていたら、オレは黒木瞳が好きだ~!と、吠えます。(まさに吠えました。ハイ)だから、唐沢さんのドラマを指しているのでしょう。あまり詳しくは…と言いかけた所で、言葉が続きます。
◇この役を演じるなら5年待って欲しいと、唐沢寿明。そして、待つ事を選ぶ演出・プロデューサー陣。(本当でしたら、凄い事です。要求する方も、受け入れる方も。)
◇凄いドラマだぞ、ありゃあ。と、一人熱く語るローチ(醒めた目で受け止める丸幸)
そして、あのドラマの分岐は、正に共有を出来なかった点。治療契約だけを求め、治療同盟を忘れていたと受け止められても仕方ない事実。ここに、ドラマの奥がある訳よ。黒木瞳のあの愛人の可愛らしさ。素振り、配慮の優しさ。あの艶のある存在感は、凄すぎる。思わず止めました。こちらの方面で熱く為られても、興味のない私には敵いませんので。話を続けたい雰囲気を、相当に感じたのですが、言葉を遮りました。ゴメンね、ローチ。
上手く言えないのですが、インフォームドコンセントを通して、どう納得いただくかと言うのが私達が学校で学んだ事。(経験も無かった時期ですので、学んだとはいえ、触り程度でしょうが)彼は、言います。説明して、納得と言う流れでは、矛盾を抱える可能性がある。良い結果であれ、いえ、この場合、患者がイメージした結果と享受できる何かを会得できなければ、その瞬間、我々は矛盾を抱える可能性を持つ。この重みの意味を理解しなければならない。
それを避けるには、話し合いとか、響きの良い奇麗な言葉で誤魔化すなっ!(するな)クリニックの勉強会の際、私達に口酸っぱく彼が用いる台詞です。(”すなっ!”は”するなより”強調の表現だそうです。彼の中では。)
世間の通識の中では、限られた時間しか渡されない。仮にそうであっても、端的にそして、適切に伝える努力は惜しんでは行けないと思う。そして、限られた時間で、こちら(クリニックサイド)から、まずは伝える事は、如何に共有関係を私達が求めているか。そして、同時にあなたと一緒に考えたいというメッセージだ、と、彼は言い切ります。(これが本当に難しい)
共有をせ!(しなさいの強調表現)ここを、大事にしたいと私達は思っています。
おまけですが、別の角度から私共の考えを紹介させて頂きました。赤字は私の心の声とでも承知ください。