【困った方には、Be Here Nowの精神で、お会いしたいっす。】
ナビゲーターの丸幸 礼子です。
院長から唐突にBe Here Nowと言う意味を問いかけられます。私は、『ここに来い!』ですか?私は、そのように返す。
「う~ん、もうちっと、穏やかに変えない?」私も、負けずにビールを片手に、グビっと呑んで考える。
『ここにおいで。はどうですか?』と返す。
「おっ、いいね。そんな感じ。」院長は言う。
急に何かが閃いた。私の頭で、何かが弾けたっていう表現の方が、適当かもしれない。
『院長は良く自分を、そしてクリニックの事を
《路傍の石》
みたいな存在と例えますよね。』
「そうだっけ?」
赤らめ顔のおっさんが、にやっと、返事をする。私はそんな事をお構いなしに続けた。
『これって、元気な人には、クリニックって。言葉選びませんが
どーでもいい存在、
困っている人には、
頼りがいのある場所じゃないと、行けない。
そー言う事ですか?』
いつの間にか、新しいジョッキを注文したのか、白い泡の口髭を見せながら…ニヤっと笑う。
「いいじゃない、今日は冴えてるね。」
白い口髭が、妙に似合っていると、不思議と感じた。
何か弾けたのか、私は、自然と言葉が続いた。
『ここにおいでって言う精神ですか?
日本語にすると、嫌みになるから、
わざと英語を選ぶ。
まさか⁉院長!お酒が入っているので失礼しますが✋
あんた、そんな奥深さで物事を考えていたの?』
彼は返事もせず、フフフと笑う、だけだった。
『じゃあ、そんな観点で、私達のブログを確認と言うか、チェックしていたのですか?』
私は何故か興奮を覚えながら、彼に話しかける。
「多分、そんな感覚でフワッとした物腰で紹介すると、実は骨太になる気がしていた訳。」
あれ?っと、混乱する自分がそこにはいた。
じゃあ~???。私が悩んでいた表現も同じように”フワ~”です。何故、違和感を覚えているにも関わらず、フワーッと同じように感じたのだろう?私は、混乱している。
それを見透かしたのか、白髭のおっさんは私に問いかける。
「君は、いや君達に問いかけたいのだけれど、何か芯になる言葉とかを、仕事をする上で、置いているかな?」
又、問いかけだ…。その時、私は、言葉にはまだ出来ない癖に、不思議な感覚を覚えていた。
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丸幸 礼子