ナビゲーターの丸幸 礼子です。
どこからか、はなはじめから知郎は資料を漁っていた。
私、松田 優作はそれを読む。
まず、知らなければいけない事はこの症状、現症として現れる疾患は、そんなに容易い物ではないと言う事だ。
症状が重くなればなるほど、壮絶な苦しみを味わう。
壮絶な苦しみと悲しみは、罹患した人にしか分からない。
罹患した患者の家族近しい人も決して安穏としていられない。
不安もひとしおだろう。
例えば、口唇や頬粘膜に咬傷が残る場合、臨床医も時に恐怖を覚えるのかもしれない。
その都合は私には分からない。分かる訳がない。
臨床医が実態を知れば知るほど、何かの覚悟がいる気がします。
と、同時に知らなければ知らないほど、臨床医は軽く考える。
傾向を持つのは、必然だろう。
そう私は捉えるようになる、
日本語は幅が広い分、顎関節症全てを表す事が出来る。
でも、その中には
①保険として認める症状の顎関節症と
②TMJと③TMDの3種類が表現されている。
患者が途方に暮れ、家族がオロオロするのは、殆ど②でありもっと酷くなる③だ。
私は思わず院長に声をかける。
今回はここまでとします。
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丸幸 礼子