ナビゲーターの丸幸 礼子です。
私がここに入局してからの事を、ふと振り返ってみました。思い出すうちに、新患の受け入れ方が変わってきた。この事に、改めて気が付きます。記録を取っていませんから、はっきりと根拠を示すことはできませんが、初診時にタービンの音(歯を削る音。)が、相当に減っている事。タービンの滅菌が、極端に少なくなっている実感から、間違いないと思います。そういえば、タービンの音は歯医者のイメージで、必ず出る”あるある”の物と言えるでしょう。歯医者のイメージでは、この”タービンの音”は、真っ先に上がる類と思うのですが、患者の罹患している病態の類のせいか、当院は、確かにタービンの音が聞こえる時間は少ない気がします。
そんな事もあり、急にうちを紹介したくなった訳です。そして、考えを纏めている際、確実に私がここに入局した当時と変わっている事を改めて気が付きます。思わず院長に尋ねます。
「先生、受け入れ体制を変える事に葛藤はなかったのですか?」
彼の返事は…←今回は、この話を中心に紹介したく思います。
ついでに中途半端に終わった丸幸優作のキャラも、このシリーズで挑戦した思います。個人クリニックのブログです。少し、遊び心でまったり進めたく思います。
『さて、院長。受け入れ体制を変える時、葛藤はなかったのかい?』
頑張って、松田優作風に尋ねます。
「葛藤か…加トチャンペッ!!ならすぐに出来るけどな。」
また、やらかしたか、
切り返されたか、
相手にされてないのか、
”葛藤”と”加とチャンぺッ”こんなダジャレで返すか…笑えないぞ、院長!
凹みかける丸幸優作。
「う~ん。葛藤が対象するものっていうの、対峙するものっていうの。これが、何か。こいつを、考えた事あるかい。」
『えっ⁉』
思いがけない切り返し、私は何を答えるか考えてしまいます。正確に言えば、どんな悩みがあったか、拾ってネタになれば素敵。それを纏めれば、済む。それを、チャチャッと整理してブログに載せよう。甘い発想というか、認識が甘かったと言うべきか。その程度の意識で、済ませようと思っていた私。予定外の返答、いや質問に、私はアタフタする以外ない。
正に、これこそ⇒ ⇒ ⇒『何じゃこりゃー』状態。
葛藤に対峙する対象?これを表す言葉って何なんでしょう。悩む、丸幸。対象?対峙?対峙って、何を対象に言っているの?
【加とチャンぺ】は、続けてくる。胎児は、赤ちゃんだぞ~。「バブバブ」院長、あんたの図々しさはトレビアンものよ。元気を奪われて、声を絞り出す丸幸優作。
【加とチャンぺ】は、続ける。桃太郎は、鬼退治をしたぞ~。「ガぉ」院長、もう止めて。こういう時に、相手を、困らせる言葉の連続射撃、シルヴプレものです。頼みますよ。疲れた声を出す丸幸優作。
【加とチャンぺ】は、続ける。大路は、対峙と読まないで、オホヂとかタイロと読むんだぞ~。タイロで、遊ぶつもりでしょ。院長。退路は、無くなったぞ。答えろ、丸幸。これを言いたいのでしょ。そういえば、丸幸。この国の対露政策、お前どう思う。今は、関係ないでしょ。あ、侵略はやめるべきです。なんで、こうなるの。違う、そんな話をしたい訳ではない。院長、あんた、こんな具合であたしで遊ぶつもりでしょ。切れ始める丸幸優作。なぜ、私が私を、いつの間にか一人尋問をしているのか。これじゃ、一人突っ込み、一人ボケをしているだけだ。なぜ。おかしい。院長を思わず、あたしは睨みつけたよ。ところが。
【加とチャンぺ】は、お構いなく続ける。ところで、中日の4番バッターに、タイロンウッズいたのを知っているか。口をパクパクするしかない、丸幸優作。
しかし、【加とチャンぺ】は、デリカシーがない。さらに追い打ちをかけるかの如く畳み掛けてくる。タイロン・ゲレーロを知っているか。この人も、中日の4番ですか?あんたには、負けたよ。そんな思いで、返す丸幸優作。嬉しそうに【加とチャンぺ】は返してきた。違うのだな。フフフ。千葉ロッテマリーンズの選手だ。因みにピッチャーな。院長、あたしは今、悲しそうに笑っているように見えると思うけれど、相当に腹を立てているの。知っておいてね。メルシーだよ、院長。この台詞を残し、院長から丸幸優作は離れて行く。
疲れました。葛藤に対峙する対象?これを示す言葉?知る訳ないでしょ。聞かなければ良かった。胸糞が悪いというのは、正にこの事。【加とチャンぺ】は暫く遠慮したい感じです。
次回に向けて、気持ちを落ち着けたく思います。ファイト、私。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。
よろしければ、時々覗いてください。アクセスが増えている事が分かると励みになります。
丸幸 礼子