ナビゲーターの丸幸礼子です。
ちょっと思考を変えて、クリニックの報告をさせていただきます。
流行り病が数え方によりますが、中国の武漢で発生したのが4年前。
翌年の夏、日本ではダイヤモンドプリンセス号が、私の中では大まかなパンデミックの開始と思っています。
この4年前、院長は相当に焦っていました。
何を焦っているのか当時はわかりませんでした。
唯、4年前院長のあきらめ顔で、滅菌システムの変更に入る事を私達に宣言します。
4年前の春頃です。
5年前の冬から滅菌器のカタログを見たり、ため息をついたりと、一人で何か悩んでいると思いつつも私達は静観していました。
そして、冬を挟んで、春に宣言します。
classBにて、国が求める歯科器材への
完全滅菌体制の構築が入ります。
占めて、165万円。
ため息交じりに、ローンを組んでいました。
唯、院長の愚痴には参りました。
ヨーロッパは、移民を受け入れまくった結果、そこに新しい風土病が派生する。それに対する感染対策に迫られ、
classBと言う新基準を作る。
アメリカのエイズになった歯科医か、患者に自分の体液を針に付け、器具に付け、自院の患者にエイズを広める。
道徳観の欠如からclassBと安全対策・劇薬基準が厳正化される事になる。
例えを出すなら、使用状況のデジタル管理あるいは、O.A.化を行い最低プリントアウトにての記録管理。
OECDとWHOは、滅菌基準を引き上げを先進国に求める。
日本もその中の一つ。
世界の皆様、日本も合わせましょう。
これは仕方ないとして、世界の潮流に合わさざるを得なくなります。
院長の毒は仕方ないと受け入れるとして、これって公衆衛生の問題と道徳と倫理の問題では?
と、私もいつか感じるようになります。
彼の寂しい怒りの理由が見えた気がします。
移民を受け入れる事は良いことだ。
国際化は 良いことだ
困っている人を助ける事は良いことだ。
と、ある目的の為に活動している方々が居られるようですが、
その結果生じる費用って...。誰か教えて下さい。
仮に、ヨーロッパが積極的に移民を受け入れていなかったら、
アメリカが道徳と倫理をしっかりと持つ状態に出来ていたら...。
もしかしたら、当院の165万円は、発生していなかったのかもしれません。
メディアの人って、裏表を調べる能力、実は相当にダメになっている事はないか、心配になります。
時にモリ・カケでメディアさんと野党さんが頑張っている頃の事でした。
☆
その裏では、院長は一人165万円で葛藤していました。
俺らの仕事(医療)インフラだからな...。
国の決めようとするルール。
5年・10年で作る以外あるまいが...。
デジタル化のハードㇽをようやく一通り(80%強)揃えた頃の彼のセリフでした。
また何かを紹介します。
よろしければ、時々覗いてください。アクセスが増えている事が分かると励みになります。
丸幸 礼子