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”歯科の仕事は、一体どこまでだろう?その鍵は口腔由来とか歯原性とかが認知される事”の巻

”歯科の仕事は、一体どこまでだろう?その鍵は口腔由来とか歯原性とかが認知される事”の巻

2020/12/22

ナビゲーターの丸幸礼子です。

前回の続きです。

スプリントを入れて、結果として頭痛が消えます。

院長は読みながら、歯医者が治したと言っていいのか?それと、読み手に分かるのか?

今日は丸幸負けません。

根拠はこれ!

歯の摩耗と位置異常の問題から派生していると見抜いたのは、院長御自身ですよね?

確かに

これを紹介しないなんて正に”どうなのでしょう”と思いません?

確かに

それに、頭痛は消失したのであって、治したなどとは記載していません。

確かに

院長自身も以下のように、患者に確認していましたよね。『頭痛は如何ですか?』

確かに

”そして…”いえ”でも…”かしら?患者もこう返されていましてよね?

「お陰様で良くなりました。」


私・丸幸の理解では、関連痛による痛みとかに当たる代物と思う。でも、私達のライセンスの範疇で頭痛を治すと紹介するのは、如何というのが、院長の姿勢。

原因が口腔内にある場合に限って、正々堂々紹介できる方が良いと私は常々思っています。

でも彼は目立たない中で、幾ばくか紹介出来るだけでも幸せだよ。そう呟きます。(きっとこのブログの事を指しているのだと思う。)目立っても良い事はない。頭痛は噛み合わせのせいです。肩こりは噛み合わせのせいです。そんな紹介は、彼の性格からしても絶対に認めない。それは、私(院長の事)と違う方が紹介すれば良いと思う。ついでに、学会で発表をしてくれると、もっと素敵と思う。そんな事を彼は、日頃問いかけると返してきます。

医療は手塚治(先生)の影響かも知れないけど、陽だまりみたいな物だよ。(クリニックには陽だまり樹;手塚治作が、目立たぬように置いてあります。今の所誰も気が付かないようですが。)これ、彼が年に何回か言う言葉。そんな意識もあって、本を目立たぬように置いているのでしょうか?

意識して目立たない方が良い。これは、うちの院長の座右?みたいです。

生きていく為、クリニックの運営の為、存在を知らしめる活動と、あたかも広告看板を立てるかの如くの行動とは、一線を引いた方が良い。うちの院長はそう考えているみたいです。

そんな感覚を覚えます。彼はこの話題になると、まるで居場所を失ったの如く私達の前に限り、身を小さくして返します。彼曰く、『医療は真面目にやって、患者に評価されれば、次に繋がるはずよ。明日も、医療人らしく生きるチャンスをもらえる為には、結果と評価しかない、あたしはそう思うけどな。。。』

彼は抑えるべき情報は患者に渡すが、決して先生のお陰で治った!とは言えないよう言葉を操る。

それが良いかどうか、正直今の私には分からない。でも、確実に社会秩序を乱すような行為は、極力、配慮している気もします。私が感じるだけで、他人がどう評価するか。これは、私には分かりません。あくまでも、私の主観にしか過ぎません。

頭痛外来なんて言う標榜もある。

『歯原性と言うのか、口腔由来と言うのか、その区分け。歯科界がハッキリしない中では、実際は知らないけれど、お医者さんだって困ると思うよ。』更に彼は言葉を続ける時もあります。『今は黎明期と思えば、良いのじゃないかな?欲張っても仕方ないしね。』

そう言えば、かたっ苦しい話ばかりで御免なさい。少し臨床を紹介します。

 

反対咬合。こんな方がいました。

反対咬合ではなくなりました。臼歯部の補綴と前歯部の補綴の相互効果で現れました。

くなりました。こんな仕事を当院はやっています。あ、間違えた。こんな治療を当院は行っています。お後がよろしい様で。

㋗収まれば嬉しく思います。

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丸幸 礼子

おまけ

あっ、頭痛今ないです。←先頃、改めて確認した言葉。お後が宜しいとは、まさにこの事。

 

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