こすが歯科医院
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編集役から、募集に対して感謝の気持ちをお伝えしたい。そんな話。

編集役から、募集に対して感謝の気持ちをお伝えしたい。そんな話。

2021/05/21

編集役です。

あたしが自ら求職をしていた頃とは、完全に浦島太郎状態と知る今日この頃です。

求職情報を見る。(紙媒体)→電話連絡で面接日を決める→面接→合否が決定。

今ya、浦島太郎君になっていました。

ネットを含め確認→メールで応対→面接日決定→面接

今ya,こんな行動形式に変わったようですね。

驚きの連続です。

便利なのでしょうが、風景が変わったと、しみじみ思います。時代から遅れていると、いえ、あるいは取り残されたと、一人感慨に、ふけってもいます。仕方ない。”ふん!時代遅れの男の子さ。もとい、時代遅れの、爺さんと呼ばれる日が近い男さ!”なるほど、こうして年寄りは、時代から遅れていくと、ラベルが貼られていくのね。そんな事を承知するようになりました。

唯、今まで募集をしてきた経験を思い出してみると…

あたしが副院長時代 前提『院長は切れやすく、すぐにお前は首だ!』その度に人を募集する事になります。募集する人;あたし。首と言う人;院長。

1年目 院長が切れて、切れるたびに、人の募集。3か月おきに募集。フロムA・アルバイト情報の担当の方と沢山、仲良くさせて頂きました。あたし、その度に、人集め、面接。因みに私、1年目、アタシ本人も2回ほど首!っと、言われ、ラッキーと途方に暮れて帰ります。ラッキーと思い途方に暮れて、明日から就活するかと張り切っている気を取り直すと、家の前に院長が何故かいる…あたしが馬鹿でした。バッティングセンターで、発散をして汗を流して帰ってみると、奴がいた。”悪かったな。明日から頼むぞ。”「えっ?はい。」:これを2回ほど経験する。→私は、辞められなかった。

*2回経験して、目が覚める訳です。俺馬鹿だな。3回目は、言われたら家に帰らず、深夜に帰ろう。奴も諦めるだろう。人間、驚きと勢いに吞まれると、思ってもいない反応をすると、勉強した時でした。知った?いえ、知る以上に驚いた際の勢いに呑まれ時、理性は消えるものだと勉強する訳です。

しかし、院長、また切れる。お前が選んだ人間はろくな奴がいない。そんな事を、あたしの目の前で言うや否や、スタッフに”お前は、首だ!”「えぇ!?」

患者はいる。患者を守るには、募集か…*心の旅に関しては割愛します。

2年目 院長に提案をします。一度は、ご自身で面接を行ってみたら如何ですか?人任せにするのはおかしいと思います。

”それもそうだ”と、院長が始めて面接をします。←あたしに人をみる能力がない、と散々言われ、頭来たので自分で決めたらと、突き放してみたのです。

俺のお眼鏡に適った最高の人材と言って、1週間後。”お前は首だ~”と、言いかけて…(言えない、言ってはいけないその思考が読み取れ、クシャラクシャラの顔を見て、内心吹き出します)堪えます。しかし、1週間もしないうちに、採用した人間。辞めます。この一言と退職届を院長に手渡します。

あちゃ~。威張り散らしていた院長、怒りのやり様がなかったらしく、人の顔を見るなり”お前は首だ!”と、不幸な事にラッキーな事にアッシに怒りをぶつけてきます。

ラッキー~。ああ、明日の生活をどうしよう。すかSAZU,帰ります。首ですしね。学習しました。深夜まで、帰ってはいけない。バッティングセンターで、すっきりさせて、時間つぶしにジョナサンで待機します。お店の人には失礼なのですが、時間つぶしに紀伊国屋で買った哲学書を読みふけます。時間つぶしは哲学書に限ると、何故か思ったのですね。

深夜1時ごろ、う~む。難しいな。このテーマというか、何を捉えれば良いのだろう…そんな事を考えていると、”自我の捉え方か?”「えぇぇぇ!」奴が目の前にいた。

”悪かった。もう理不尽に人に怒鳴りつけない。今度は、一緒に面接をしてくれないか。一緒に人を採用しよう。”「えぇぇぇ!」教えるべきじゃなかった。考え事をする時、時間潰しをする時に利用する店を…なぜ、奴がいる?

”もう一度、力を貸して欲しい。「えぇぇぇ!」”人間、驚きと勢いに吞まれると、思ってもいない反応をすると、勉強した時でした。知った?いえ、知る以上に驚いた際の勢いに呑まれ時、人間は不思議な反応を示すと、勉強しました。

哲学的表現に挑戦してみると、こんな感じ。自我が意識から切り離されると、見た価値観というか、素直なエネルギーが出る時があるようです。「確認をしませんか。人を募集をする際、もっと、人を大事にする事を。これを、意識しませんか。その人の時間を賃金を支払う事で、対価として労働を提供して頂く。この意味は、力を借りる事で結果、診療を助けてもらう。守ってもらう。その助けで、私ら歯科医は活躍できる。

それを、気に食わないと、感情に任せ、怒鳴り散らしても、何も意味を持ちません。毎回毎回、首!っと、言うのはその瞬間気持ち良いでしょう。でも、何を意味しますか?何も意味しません。それより失う物の方が多いと思います。言われるスタッフに対しても失礼です。歯科界に対しても失礼です。いい加減にして貰いたいのです。」

”悪かった。もう〇〇さんと(情報誌の担当者)明日会う手配を済ませている。明日、一緒に参加してくれ。そして、知恵を貸してくれ。人を選ぶ際、意見をくれないか。頼む。”

「えぇぇぇ!」

”会計済ませてあるから。明日、宜しくな”

「えぇぇぇ!」

院長は帰ります。飯を奢ってもらったし…クソ―、爆食いをすればよかった。学習します。今度、首~と言われたら、家にも帰らない。時間を潰すなら、奴の知らない店で潰す。

お人よしだな…

そして、採用を改めて行い直します。始めて、それから、年を挟んで3年に渡って、人を採用する事はなくなります。お陰で、個人事業の歯科と言え、2年に渡って、結果として100名弱の人と面接する経験を持ちます。副院長2年目・3年目・4年目。唯、気持ちが一つになったのか、良い人選に恵まれた奇跡的な面接が出来た時でもありました。

おまけ

首!って、怒鳴る事は止めた院長。4年目の春を迎えた頃。ついに、アタシに向かって帰れ~。二度とここの敷居を跨ぐな~。等々の事件があり、本当に首になれました。正確に言えば、障害絡みでしたが、ま、思い出話と言う事で。

アタシの経験から遅れて、時代は追い付きます。ブラック企業の仕打ちを結構、メディアベースで拝見する事がありました。経験者から言うと、分かる。でも、甘い!もっと、きつかったで~。と、経験者は呟きました(とか、なんとか)。これは、ブラック企業に勤められた方を侮辱する意図がある訳ではありません。洗脳の如く縛る香しい方法は、見事と振り返ってもあたし自身は今持って思います。感心という表現の方が正しいかもしれません。誤解なきよう加筆すると、スタッフの労働時間(残業を無くす事は出来ませんでしたが、それでも月10時間未満になるよう配慮)をローテーション制で何とか週40時間組と30時間組に分けて、後の残務の仕事を一人引き受ける事としました。お陰で、あたしの労働時間は10時から3時まででした。私の自由時間を何とか7時間確保するよう、これだけは死守していました。この睡眠を含めた7時間。ここが、何人にも侵されたくない神聖なあたしの唯一自由時間と、一人ほざいた(とか、なんとか)訳です。まぁ、3年に渡ってよく堪えられたものです。組織が成長する為の面接は、まだしも。首を一方的に切って、補充という行為が目的の面接はだけは、どうしても受け入れたくなかった。もうやりたく無かった。これが、大きいでしょう。

今は、こんな事を技工士とのやり取りで行っています。時代は変わったという事でしょうか?

帰れ~と言われた時、”ほっとしました。これで解放される~”と思って。仮に言われなくとも、ボチボチあたし自身の未来に向けて展開を変えようかなって思い始め、始めに平和裏に体制を変えようと行動を開始した矢先の出来事でした。スタッフも育ち始めた事。それもあり、仕事の分配・分業を終えた後、それから自分の事を見直そうかと考えていた時の出来事でした。副院長でなければ、責任を考える事も無かったでしょう。とっくに、辞めていたと思います。患者の信用・信頼を疎かにする事はやってはいけないと、迷惑をかける事はしてはいけないと、妙な責任感を持ったのが玉に瑕といった所でしょうか。

この事件を機に初めて開業を意識したのは、事実でした。首ならぬ、本当に首を痛めて帰れ(と言われた)なら、もう戻る事は二度と無いでしょう。

そして、アタシが在校した場所は、御多分に漏れず時代の定めに従ったのか廃校になり、別の歯科医の方が買い取られたようです。また、院長は夢よも、もう一度と。生まれ変わりを信じられたのか、別の場所でご開業されたと、風の便りが来ました。しかし、暫くしてエクセントリックな性格が災いしたのか、ブラック企業が批判される時代になり、時代の要請に合わせたのか、クリニックを身売りしたという風の噂を聞きました。

小心者のせいか、アッシには関わり合いが無い事なので。っと、個人は済ませています。

何故か、今回の募集と、面接はアタシの中の暗黒史を思い出す事になります。不思議です。

下品な表現と受け止められると、正直、違うと申し上げたいのですが、”凄い!””何が起きたのだ。””滅相もない”こんな感想以外思いつきません。色々なキャリアーを積まれてきた方々とお会いしました。もう少し、面接は続きます。そして、お会いする事でしょう。

いえる事は、相当に悩まないと行けない。お一人お一人、迫力が違います。真剣身がひしひしと伝わってきます。ここが、大企業で、あたしが人事担当なら全員採用と!決めたいぐらいです。

でも、欲しい人材枠は一人。

何が起きたのか、やはり分かりません。流行り病のお陰で、アタシ自身が懸念している事がリアルになったせいなのか。あるいは、たまたま偶然か。社会学者であれば、上手に分析できるのでしょうが、寂しいですが、私にはその能力はありません。

唯、そんな途中経過の報告でした。

お会いした面接者の方、これから面接する方、応募して頂き、本当に感謝しています。これを読んで頂きたいという気持ちがある訳でもありません。ただ、感謝の気持ちを、残しておきたく、臨時のライター役という立場もあったので、この場を借りて気持ちを書いてみました。

ありがとうございます。一人一人の方が、ここの文化(そんな大それたものなどありませんが)ここの人間と上手くやってくれるか(暇はないので、虐めはありません)ここの患者と上手く付き合っていただけるか(真剣に治しに通院をしてくださっています)。そんな事を考えて、クリニックで決めた期日まで、一生懸命無い知恵を絞りたく思っています。本当に真剣に考えています。

縁で決めるのだと、今のあたしは、ぎりぎりまで悩んだあの頃のように、自らの心に踏ん切りをつけつつあります。宜しくお願いします。

コスガ

 

 

 

 

 

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