院長は何気にSTAFFの家族構成を尋ねる場合があります。
なんでそんなことに疑問を持つのだろう?と思いながら、あっと気が付きます。彼はあまり覚えていない。
若草物語は、メグ、ジョー、ベス、エイミーの4姉妹が大人になっていくお話だったように記憶しています。ご興味がある方は、是非、若草物語をご覧ください。
少女が婦人になり、家族を持ち母になる。授かって子供たちも成人し、またそれぞれの次の道に進む。そんな家族の抒情詩になるのでしょう。
ここは流石に“少女”というには、とうが立ちすぎている。元少女?いやいや、それもちょっと。では、単なる婦人の集合体と表現する方が今の時代には合っているのでしょうか。
毒蝮三太夫師匠がいたら、昔美人、今はおばさん集団と毒づかれるかもしれませんが。
そして、何を気づいたかというと・・・
若草物語の登場人物の性格というべきか、人柄というべきか、そんな視点で女性陣を彼は見ているのかもしれない。あるいは、四人構成になったから、それぞれの個性がそのように発揮されているのかもしれない。
女性らしく、やや保守的な性格。虚栄心が妙にある、短気でカッとなりやすい性格。でも、そのおかげで人情家。内に秘めた強さを持つ、友好的で皆に好かれる。難しい言葉を背伸びして使いたがるが、自分のものになっていなくてコケる。でも社交的。こんな性格を持つ登場人物も出てきたりします。そして、若草物語は続きます。
さて、貴婦人と言われる世代になっている私達。医療はいろいろな表情を現場で見せます。その時、私達STAFF4人はどんなカラーを見せるのでしょう。
そして、どんなカラーを見せるか、そんなことを期待して、院長は皆のユニフォームの色を自由にしたのでしょうか。
よく仕事場に求めるカラーの一つに、人間関係っていう項目に重きを置かれる方もおられるようです。もしかしたら、私もその一人だったかもしれません。でも、はなからそれぞれの個性を発揮することを目指すと、この項目、あまり意味をなさないのかもと、受け止めるようにもなっています。しかし、同時に個性のカラーを発揮させるべく、足場固め(勉強会)があることにも妙に納得します。
私達のカラーがどんな色に染まっていくか、それは、これからなのでしょう。だって、まだまだ仕事は続きます。でも、そんなカラーを発揮すべく、こすが歯科の物語、私も参加したく思います。
また何かご報告します。
エレーナ・ゴンザレス