ナビゲーターの丸幸 礼子です。
その人は来た!!
歯医者で治療され、治療をするたびに、おかしくなる。どこが!って、暫く。
何処で噛んで良いか分からなくなる。どうして!って、暫く。
挙句の果てには、身体がおかしくなる。本当って!、暫く。
読者の中には、そんな事があるの?とか…
まさか⁈とか…
話盛ってるでしょ!とか…
そんな感じの所感を、持たれる方もおれられるかもしれません。
当院は、開業以来(少なくとも私がここに勤めて以来)ずっと、こんな病態の方々と関わってきました。
病院(当院は、クリニックですが)の機能(役割と言い直しても良いかもしれない)として、口に纏わるどんな疾患に対し、100%の完治など有り得ない。(寂しい表現かもしれませんが、常にこの覚悟を持って現場に立つ必要性もあります。だから、矛盾する表現ですが、立ち向かわないと行けないのでしょう。)
でも、医療機関である以上、QOL(quality of lifeの事)には、支障をきたさぬよう拘り続けたい。(拘らないと、行けないのです。)そんな治療に対する想いを根底に、クリニック運営を続けて来た。その一員で、これまで働いてきた、その自負はあります。
そんな事を、私は新たな年を迎えるにあたって、もう一度、振り返っています。少し、話を変えます。
紹介するのはこの症例。ここから、何かを感じて頂ければ、めっけもの。始めたく思います。
始めに、お口の中は殆ど歯科の治療は試されていません。(当院でも、過去においても。)
唯、年々身体が苦しくなる。(この事実を紹介したかった。)
整体に行っても、1日・2日で戻ってしまう。
でも、年々苦しい。(苦しくなる。)
このまま、人生終わるのか…。(こんな気持ちでおられたようです。)
詳細(どんな治療を行ったか)は、上の物よりダメ出しが出たので、治療の概要しか述べませんが、お認め下さい。
1回目:初診・検査
2回目:検査報告
3回目:スプリントSET
4回目上図の状況
3回目より、身体の不自由が消える
お伝えしたい事は多分以下の事なのでしょう。
歯医者の治療のせいで、おかしくなる事はある。但し、全てが歯科治療の原因があると言えない。
むしろ、別に口腔内に隠されている問題因子があり、この把握を歯科医サイドが、不適切・不適格に行う事かある。その結果、初期の問題は解決する事なく、新たな問題の誕生と、更なる問題の増長を引き起こす。こんな事があるのかもしれない。これが、時間経過と共に連続性で続く時、新たな問題(トラブル)も継続的に、巻き起こってしまう結果となる。
こう捉えて頂きたいのでしょう。(←自信がない私は、この表現を選んでしまいました。変な日本語で恐縮です)
どんな疾患に対し、100%完治はあり得ない!
と言う問題と受け止められ兼ねない、私は発言(紹介)しました。
とても怖い発言です。
院長の「静かにいよう。この職業は叩かれる事が前提だから。」
この言葉、私なりに、別の見方をすると、”100%完治は目指すべきだけれど、神でない以上、弁えなければならない。”そんな彼の独特の感性から発す言葉のようにも思えます。
唯、クリニックとしては、その対応として「精度への拘り」と、更に「管理体制の充実」。これらへの取り組みを行う。ここを、拘るというか、目指すべき指針として定めたという点を、どうぞ紹介させてください。現段階では、ぼんやりとした表現ですが、何時か紹介したく思います。
いつも読んで下さり、感謝します。アクセス数が増えると、気持ちに張りが芽生えますので、時々、宜しければ覗いてください。
丸幸