院長に聞く、松田優作の覚えている名シーンをやって下さい。
「俺やるの?」
『そう、やるの。』
「えっ、嫌!!」
『お願い、やって。』
『だってやると、そのアホ面を紹介するんだろ?』
「いいから。」
そんな押し問答を何回か繰り返した末、院長は渋々やる。
”なんじゃこりゃ…。”
やっぱり、芸がない。
論外です。
ナビゲーターの丸幸 礼子です。
人間の証明では、親子愛が貫かれる。犯罪と言う名の真実を、刑事達は、見抜きます。映画では、事件は解決するのではなく、松田優作の演じる棟居刑事が人間の心の在り方の姿を、最期魅せて、何かを残す。
映画評論家ではないので、ボンヤリと残っている記憶に頼ると、このような話だと思いました。
人間の証明の映画のようには、臨床は参りません。
丸幸 優作、事件の連絡が入り、現場に向かいます。🚔💨
『(被)害者はどこだ。』
きっと、映画なら、こんな台詞から入るのでしょう。おそらくエキストラ役の、お巡りさんはこんな台詞を言うと思うのです。
「害者はこの方です。」
『あん?なめとんのかぁ?!害者と言っても、五体満足じゃないか!』
と、丸幸 優作は思わず叫びます。
ゾーイ巡査は負けません。報告を続けます。
「違うゾーイ。この方は顎がどこか行っていると言うのだゾーイ。顎はここにあるのだけれど、私の顎はどこにあるのか分からないというのだゾーイ。どーすれば、いいのだゾーイ。」
丸幸 優作は悩みます。
そして…叫ぶのです。
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丸幸 礼子