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嚙み合わせと、ただ歯が当たっている。その違い|こすが歯科医院

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嚙み合わせと、ただ歯が当たっている。その違い|こすが歯科医院

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2023/11/10

ナビゲーターの丸幸玲子です。

院長が日本全身咬合学会で発表してきました。

 

ふと思い返されます。

ある患者との会話です。

専門用語に関しては、雰囲気と言う理解でよろしくお願いします。

「先生、マウスピース矯正で噛み合わせがリモデリングされると聞いたのですが、あるのでしょうか?」

『いやー、リモデリングは噛み合わせに対し用いる用語でないと思ったけれどな。どちらかと言えば対歯槽骨に対し用いると思ったけれど…。』

 

さて、この会話が大事なのではなく、院長が私らに伝える言葉になります。

”公の場で、洗礼を受けなければ、仮に常識で言われる用い方と異なる用語の使い方に対し、専門家は相当に注意をしなければいけないと思うんだ。

 

すると、この際の正しい使い方は

「学会でも報告を終えたから、この表現を用いるけれど、マウスピース矯正では、噛み合わせのリモデリングと思わしき現象を確認しております。ですので、私はあなたの治療で噛み合わせのリモデリングを無事に起こせると約束できます。」とか

「既に論文として、噛み合わせでリモデリングが起きると報告されています。」とか

そんな表現になるのでしょう。

しかし、歯槽骨形態・形状と言う、骨組織に対し用いる表現がリ・モデリングですので、意訳過ぎる気もしますが…

きっと私の考えすぎでしょう。

噛まない歯、接触しない歯を接触させる。これには、矯正が活躍しました。ワイヤーの使用によってですが。歯列における叢生状況をマウスピース矯正は、簡易に戻す。これが、大きな売りと思います。只、噛み合わせとなると、又話が変わるのかもしれません。臨床における技術は、単純な方法で解決できるとは限らないという側面の話になります。例えば、治療指針は、最終的には患者向けの説明に対しては、単純化して表現できるレベルに落とすべきかもしれません。が、実際の提供技術は、単純な手法では適応外な場合があるのかもしれません。フワ―~とした位置づけの技術と、長年構築されてきた技術。この差は、ノウハウとしての診断性の違いにある。そんな事を院長の話を聞いて考えたりもします。*フワ~とした位置づけの話は、こちらに触れていますので興味がある方は、ここに目を通されても良いかもしれません。あくまでも、当院の院長の考え方でしかありません。参考程度と言う位置づけと思います。

 

 

また、何か報告します。

よろしければ、時々覗いてださい。アクセスが増えている事が分かると励みになります。

 

 

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