ナビゲーター丸幸礼子です。
院長がいつの頃かより、診断力をと自分に課題と言うか、使命を誰かか渡された如く、大事にするように変化していくのを、私は憶えています。
何故、そこまで診断(力)に拘るのか、今まで大学を主に学んだ内容では不足なのか?専門家とはそういうものなのか?そんな疑問が私の頭の中で、思い駆け巡ります。
唯、ふとかつて彼が呟いた言葉が忘れられず、脳裏に残っています。
生理学からもう一度捉えないと、仕方がないよな。
例えば、診断学の重要性というか、難しさの理解を促進して頂く上で、歯の痛みを紹介出来るかも知れません。即ち、抜髄(神経を抜く事)処置判断が紹介出来るかも知れない。抜髄の診断の基本は幾つかあります。分かりやすい自覚症状だと、熱いものが凍みるとか、冷たいものを含むと歯の痛みが取れる。こんな所になるでしょう。
ところが、”冷たいものを含むと痛みが取れる”といった所まで症状まで進むと、神経を抜く(抜髄)。これが、一般的です。こんな具合に、診断を症状から組み立てる場合があります。勿論、診断としてこの症状だけで、確定診断に持って行く訳ではありませんし、持って行くべきではない。そのように、私は臨床を衛生士として診るにつけ思います。
加筆するならば、歯科医が故に歯の痛みには、やはり敏感な側面がある。これは間違いないと、歯科医の傍(横)にいる衛生士の私は感じています。神経がダメージを受けて不可逆状況に陥った際は、歯の痛みは神経を抜かないとどうにならない。これだけは、間違いないです。
ところが、咬合構成要素のお陰で神経がダメージを受けている場合、神経をいきなり抜いて逆にもっと憎悪する時もある。ここに、診断学の妙があると思います。こんな表現で容赦下さい。院長の言葉を借りるなら、安全に運ぶには、確立を上げなければならない。これをマニュアル(大学で学んだ知識だけで済ます事?)で、臨床に挑めば、時に由々しき事態と親友にならないと行けない。そういう事だそうです。”あたしは、嫌だよ。そんな親友はいらないよ。”そんな事を彼は呟きます。
院長が語った生理学をメインに押し出す見方は、もしかしたら神経Fiberの役割と、それに伴う異常の見極め方を指し示しているのかな?って思ったりする今日この頃です。どうなのでしょうか?
でもうちの院長、アホなんです。
ある臨床風景です。
『逮捕するぞ!!』(唐突に始まります。)
3秒の間の後
『突っ込めよ!』(院長が恥ずかし気に思わず言います。)
私と患者は揃って、棒読みです。
ー何をしたいか、分からないから(-_-;)ー
お茶目な寂しさが似合う人でした。具体的流れ。腕がどこまで上がるか判別するために、患者に腕を挙げてもらいました。その際、手首を掴んで、先のセリフを彼は、出したのです。”逮捕しちゃうぞ”。『?』と思われた方は、下の写真から、苦しいかもしれませんが、想像してください。動画で紹介する方が、適切かもしれませんが、まだそんなスキルは私共は持ち合わせておりません。申し訳ありません。
生理学に準じて、進めた症例の1つですが、どこが痛いか確認する為におやじギャグを絡ませなくても。。。
「おじさんが、ボケない為にもは、おやじギャグって良いって聞いたよ。」患者から、温かい愛のお言葉を頂戴します。
はい、本日の業務は終了です。(棒)院長、お疲れ様。
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丸幸 礼子