ナビゲーターの丸幸礼子です。
前回までの話はこちら↓ |
サブリナの見ている景色と私の景色。微妙に違って嫌だわ。
何か、私がさぼっているように見えて。
取り扱い店の方に中々電話しなかったのは違うの。
相手が営業で帰社する頃に電話しようと私は思っていたのです。
そしたら、院長が一方的に
「いいから電話しろ!」
分かっているけれど、相手の事も考えて、帰社してからと思っていたら、「棒読みで良いから、これを音読しろ。」
私、頭にきて
『院長が電話すれば良いじゃないですか!!』って思わず声を荒げてしまった。
そしたら、院長が悲しそうに、
「それでは、足元を見られてしまう。強気で行くには、この大人の道を通る方が早い。
意味なんて分からなくて良い。やりたくないなら、サブリナに読ませる。」
思いました。見くびらないでと。
『でも相手が帰社してからの方が・・・。』
「いいから電話しろ!見積立てるのは別の部署だから、客が怒っている。困っている。それでも動かなけいなら代理店に変える。それをさせるも、させないも、それは、向こう次第だ。一発勝負と言った、こちらの誠意に応えるか、応えないかも相手次第。もういい、グダグダ言う事自体、お前状況が分かっていないと判断する。17時前に出来れば16時前に連絡しないと、明日(迄)に(見積もりは)間に合わない。昼に電話すれば、余裕な展開をどーしてお前は複雑にする。
今は小さな親切、後で痛い目。この痛い目に合うのは間違いなくクリニックだからな。次(に確認する頃合い)までにやっていなければ、行動していなければ、サブリナに返るからな。」
院長の勢いに押され私は黙るしかなかった。
そして、時計を見た。15時15分前。
私は受話器に手をかけた。
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丸幸 礼子