かみ合わせ。模型から分かる物なのか。

ナビゲーターの丸幸礼子です。

 

「私の顎を返して！！」

私達は患者に経緯を聞いた。

多少脚色があるかもしれませんが許して欲しい。

そこでサブリナにカルテの朗読をお願いした。

 

「ワタスですか？」

『そう！』

「ワタス、訛りますよ。」「いいから」

「礼子さんが言うなら。。。分かりました、ワタスやります。」

『エ～ッ、ワタス、あっこれ。サブリナの事じゃありませんよ。患者さんです。』

 

いいから続けて。この子は、どこでもボケる。天然なのか？

私はそれを聞きながらまとめている。

ワタス右に歯を入れたんです。そしたら高くて…。

先生は合っているはずだよ。

なら、左も合わせて低くしようか？

 

えー！礼子さんこんな事あるのでしょうか？

 

いいから、続けて。

あっ、はい。ワタスこれじゃ食べられませんよ。

そう言ったら、先生は慣れるって…。

 

えっ？！礼子さん、まずくないですか？

 

いいから、続けて。

 

あっ、はい。ワタス、そしたら顎がどこかに行っちゃったの。

私の顎どこに行っちゃったの？

私の顎、返して欲しい。

そう訴えても何の反応が無いの。

 

 

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