こすが歯科医院

顎関節症と疼痛の原因と治療方法を解説!中枢神経系と感作についても詳しく紹介します

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顎関節症を含めた疼痛について解説!中枢神経感作の話も軽く触れます

顎関節症を含めた疼痛について解説!中枢神経感作の話も軽く触れます

2024/06/01

顎関節症は、顎の動きに関する疾患であり、口を開け閉じする際の痛みや不快感、顎の動きの不調和、歯ぎしりなどの症状が現れます。この症状は、歯科医師によって診断されます。本記事では、顎関節症の原因と疼痛について詳しく解説するとともに、治療方法や神経感作について紹介します。

目次

    顎関節症って何?

    顎関節症とは、顎関節周辺の筋肉や関節に生じる問題のことを指します。その症状としては、顎の痛みや開閉の制限、顎の鳴り音などが挙げられます。そして、現状は筋・筋膜神経性疼痛として、上記記載した以外の症状を整理するようになっています。 結果、手術のガイドラインから外れる顎関節症が臨床に現れてくるようになります。治療としては、マウスピースを使った療法や、リハビリテーションなどが代表的です。他方、歯科医師だけでなく、耳鼻咽喉科医や理学療法士など、多職種での治療が必要な症状もあると言われていますが、現場での連携は脆弱のようです。感作系には何があるか、その紹介を行います。姿勢制御系、運動制御系、疼痛制御系。これが、代表的なものになります。これに対し、対処的に治療を行うのか、原因を取り除くように治療に入るのか、根本に対しコントロールすべく治療に入るのか。感作系のコントロールに対し歯科が取り組める治療スタンスの紹介となります。

    疼痛の原因は中枢神経系にある?

    歯科医院で最も頭を悩ます症状の1つが疼痛です。口腔の痛みにおいて、一般的に知られているのは、虫歯や歯肉炎等の歯周疾患、歯周炎、根管治療等の歯と、その周囲付近の疼痛になります。顎関節症起点の痛みも知られているでしょう。ところが、歯根膜炎の痛み、顎関節症を含め、感作系の働きで表れる異所痛、遠隔痛はあまり知られていません。

    疼痛の原因は、神経線維の過剰刺激とともに、痛みの中枢制御に影響を与える中枢神経系に関連しています。一般的な疼痛は、炎症、感染、化学刺激、物理的な刺激などの外部刺激によって引き起こされます。 疼痛は中枢神経系に影響を与える複雑な現象であり、患者の疼痛を正確に評価し、適切な治療法を提供することは、とても難しい側面があります。

    歯科医院で頭を悩ます疼痛は、正体が分からないからとても難しい、その紹介です。厄介な事は、そのお陰で過剰診療に陥る可能性があります。

    顎関節症の症状の難しさと厄介さ

    顎関節症とは、顎関節が悪くなることによって引き起こされる疾患です。この症状には、顎の痛み、開きにくさ、それ以外に、食いしばりや歯ぎしり、頭痛などの症状があります。前者は顎関節症の症状定義。後者は筋・筋膜性神経疼痛の現症群。この現症は、場合によっては、出世魚の様に憎悪します。従い、専門性の高い歯科医に相談する事も一つの知恵です。

    顎関節症は症状が軽い場合から重度の場合まで幅広く、症状が長期間続くこともあります。重度になる、或いは、長期に渡る症状は、上記の現象群を持ち合わせている可能性があります。

    この場合、一般的に取られる、口の開き具合や顎関節の可動域を調べる検査、レントゲンを用いた画像診断だけでは原因が分からない場合もあります。専門的な診療を扱っている歯科に相談する事が大切です。

    治療としてのメインテナンスと言う一面とそのアプローチ法

    歯科医院においても、治療が終わった後の患者各位の健康維持や再発防止には、メインテナンスが必要となります。メインテナンスは、一般的に維持と再発防止が目的です。しかし、中枢神経感作系の再発防止を考えるメインテナンスとなると、その方法は従前と違う方法を選択する事も一つでしょう。

    リハビリとして、口腔筋肉のマッサージ、歯周組織への血流亢進、歯根膜自体への直接的な予防等が必要となります。他方、メディカルアプローチとして、生活習慣や栄養状態の改善を紹介する時もあります。

    特に、歯周病において、歯根膜自体の健康状態を担保する事がとても大切になります。

    こんな考え方を知られる事。それが、患者各位の口腔の健康維持につながる。時に、免疫向上が起こり丈夫な身体に繋がる事もあります。

    感作による疼痛とその対処法

    歯科医院において、治療中に痛みを感じることは避けられません。しかし、その疼痛を少しでも軽減する方法があります。まず、感作による疼痛を防ぐためには、事前に医師に治療に対する不安や疑問点を話すことが大切です。そして、感作系の制御法を持ち合わせている歯科医は、何らかの解決法を提示できる場合あります。

    この感作系の制御法は、専門知識を持ち合わせている歯科医の所属します。歯科治療には痛みがつきものですが、適切な対処法を持ち合わせているか、いないかで患者各位のストレスは変わる。そんな側面を紹介したく思います。

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