ナビゲーターの丸幸 礼子です。
いやー、残暑が厳しいですね。
台風シーズンもいよいよ本番に入りますし、流行り病には、気を付けたいものです。皆さん、ご自愛に努められてください。今シーズンのテーマは”知識”でした。何か参考になる情報はあったでしょうか?あれば嬉しく思いますし、お役に立てれば頑張った甲斐があるという物です。そうそう、今回のお話を始めたく思います。
院長とある患者、その方のお名前は・・・。そう、未智子X!!と紹介したく思います。
その方との会話中、何気にブログが話題に上ります。要点はこんな感じでした。今の時代”SNS”が当たり前のツールとなっている。結果、本人の意向とは関係なく、知らない所で知らない基準の下、評価がされる。そんな状態が、常識なのでしょう。これが、良いとか悪いとかそういった事を議論したい訳でもありません。インターネットが情報を獲得する主流の手段です。この功罪は常に付きまとうでしょう。でも、”ゆっくりとあるべき”文化というのか、ルールが整う事を待つ以外ないと思います。ネットの可能性は、否定から入るのではなく、可能性という視点で社会は受けいれているのでしょうし、私もその立場でありたいと思うのです。そんな受け止め方をしています。
そうそう、別にSNSに参加しなくても良いかもしれません。でも、知らない所で、知らない評価を受け入れるだけは何だかなって、そんな捉え方を持つ人間がいても不思議ではないと思った訳です。更に言えば、こんなブログ自体でも、時にメディアという扱いにも、なり得る。凄い事なのでしょう。とはいえ、評価に晒される私達医療機関が、何が出来るか?こんな事を、悩んだ時もあるのですよ。
そうだったのですね。対応する未智子X。我が意を得たりと院長は思ったのでしょうか。彼女に対し、言葉を添えます。
なら、単純化して考えれば良い。
曝け出して、それを、読み手の方が主観から評価を頂戴し、それを受け入れる方が、私としては”その方が受け入れやすい”と考えたのです。その方が、改善する点も見えるかもしれない。その方が、自制というか弁える何かを得られるかもしれない。他人に踊らされるより、自分の力で考えたいと思うのです。そうじゃなければ、面白くない。
院長は色々と考えるものだと、私自身も、そして、未智子Xも感心した表情を示していたように思い返されます。彼は、そんな二人の心に芽生えてきた感情などお構いなしに、話を続けます。
何もしなくても、いろいろな媒体で評価を受ける訳ですし。それなら、こちらからも動いて、直接的に評価を受ける行動もありかと、思う訳です。大した力にもならないだろうけれど、自分で自分らの事を、細やか(ささやか)であれ紹介したい。
小さな抵抗と言った所でしょうね。
一方的に評価されるなら、せめて私共の事を直接的に紹介したい。未智子Xは「なるほど」と納得されます。そして大変な時代なのですね、と、多分、同情の念を持たれていたように、私は感じました。すると、未智子Xが口を開きます。
『”私、失敗しないので”をモットーに日々頑張っていますが、中々どうして歯科に関しては痛い目に、今まで会って来ました。本家のように”いたしません!”とはいきませんでした。いつも歯科に関しては、失敗をいたしません!ではなく、痛い目に会ってきましたよね…』
そんな会話の中、院長が思わず声をかけます。何か、閃いたのでしょう。彼の悪戯小僧のような目の輝きを丸幸は、逃しませんでした。
この歴史、ブログで紹介して良いですか?
顔は青くなったり、赤くなったり、口をパクパクされながら...覚悟が決まったのでしょう。”OK”となります。
”私の話が何かのお役に立つなら”
そこで、未智子Xの物語をブログと言う媒体を使って紹介したく思うのです。
治療用義歯あり、インプラントあり、パーフォレーションあり、補綴あり、通院していたクリニックに治療費を払い、その後、口に問題出て相談に訪ねてみたら、クリニックが消えていた事もあり。(倒産か、夜逃げか。時は、福田内閣。当時、メディアでは、歯科医が生活できない実態を特集していた頃からの話になります)
笑いと涙の〇年の歴史(いずれ年数も紹介します)を丸幸頑張って、歯科の話として紹介したく思うのです。
すごい歯科もあるし、ひどい歯科もある。流す歯科もあるかもしれないし、誤魔化す歯科もあるでしょう。。でも同時に、真面目に取り組む歯科もあるし、真摯に取り組む歯科もある。私はそう信じる。
きっと、私はこの未智子Xと院長の会話から、私達の歯科を紹介したくなってきた様です。歯科界の多くの先生は、後者の方が大多数と信じています。丸幸自身、歯科界で生きる住民ですし。歯科治療が、ただ、無駄に長い通院期間を要求する訳でもありません。必要に応じて通院を求める訳です。自分が思った事に拘るのが、人間の常だと私は考えます。一度、心の中で作ってしまった垣根は、そう簡単に壊せるわけがない。だから、こんなちっぽけであれ、メディアの側面を持つブログを介し、読み手の方に何かを伝えたいと彼は考えたのではないでしょうか?そんな事を、私は感じました。今度、ブログ企画を持ち出した院長の本音を聞き出したく思います。そういえば、一つ思い出しまた。
当時、私達はブログの活用に大反対でした。まして、自分らが書くなどという行為も大反対です。ブログは、不要と小さなストライキを起こした事もあります。社会で言うストライキではありません。無言の抵抗。この話題が出ると、別の仕事を思い出す抵抗。この話題をしようと彼が試みる際は、別の話題に変えて、この話をさせない抵抗。沢山の抵抗をしてきました。そんな抵抗を試みて来た癖に、今は、ブロガーの真似事をしています。ナンチャッテブロガーと表現すべきなのでしょうね。
ところで、合理的な話が目の前にあるとします。その一方で、先入観という合理的な話を打ち消す力を持つ垣根もあります。一度、心に出来た垣根はそう簡単に消せない。そこに、どれだけ合理的な証明を要しても、明瞭な根拠を以てしても、この垣根の前では大抵無力らしい。でも、人は、自らが知らないという事実に気が付いたり、事実を知りたいと思った時には、簡単に垣根を消す事が出来る。そして、この垣根を揺らすには、こんな表現法も”あり”なのかもしれない。
そうそう、後一つ報告しておしまいにしましょう。本音を、彼から聞き出せた暁には、その内容も何れ紹介したく思います。
今回の展開から、一回まとめてみたく思います。どうなるのでしょうか?未智子X、私、作家活動も頑張るから。気に入ったら是非、教えてください。少しだけ、業務連絡を入れてしまいました。(よく、院長、OKしてくれたな…。こんな文章も)
丸く🌸が咲けば、イイネ!という感じ。
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丸幸 礼子
残暑厳しくなっています。でも、今日も明日も、一生懸命、生きたく思います。皆様も、是非‼